DRAGON TEAM
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Gigi Ruf
ギギ ラフスノーボーディング界に多大な足跡を残すGigi Rüfは、1990年代末のムービー黄金期から、Absinth Films、Standard Films、Kingpin Productions、Pirates Movieなど数々の名作品に出演。ジャンプやジブ、人工物からナチュラルヒットまで、あらゆるフィールドで独自のライン取りと高いクリエイティビティを見せ、唯一無二の存在感を放ってきた。DRAGONでは自身のプロモデルを通算20個以上リリースしている。2014年のYeti Natural Selection Tourでは3位を獲得し、経験とスタイルが現役トップライダーと肩を並べることを証明した。今もなお、映像やブランド活動を通じ、スノーボード文化に新たな刺激を与え続けている。
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Rob Machado
ロブ マチャドカリフォルニア育ちのプロサーファー、Rob Machado は、1990年代から2000年代初頭にかけて World Surf League(旧 ASP ワールドツアー)で活躍し、1995年には世界ランキング2位を記録。コンペティションを離れた後も、独自の流れるようなカーヴィングとスタイル重視のサーフィンで“ソウルサーファー”として多くのファンを魅了している。サーフボードのデザインやブランド活動、環境保護活動にも積極的で、2004年には Rob Machado Foundation を設立し、青少年の環境教育や海岸保全活動を展開。競技成績だけでなく、サーフカルチャー全体への影響力を持つ存在として、次世代のサーファーやライフスタイルを牽引している。
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Chris Benchetler
クリス ベンチェトラーホームマウンテンであるマンモスマウンテンを拠点に、フリースタイル競技やバックカントリースキー、フィルム制作・出演などで数々の功績を残してきたプロスキーヤー、Chris Benchetler。身にまとう全身プロモデルは、自身が手がけたデザインカラーを採用するなど多彩な才能を発揮している。2019年にはキャンピングバンを自身のアートで彩り、内装に至るまで自分でカスタマイズを行った。2020年には夜の雪山をプロジェクションマッピングで照らした、非日常的な世界を滑走するプロジェクトの中心人物として、その模様をRedBull TVで配信。スキーを通じた様々な表現に世界中のファンが魅了されている。
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Bryan Iguchi
ブライアン イグチカリフォルニア出身のレジェンドスノーボーダー、Brian Iguchiは、90年代にストリート/ハーフパイプシーンで頭角を現し、その後バックカントリーへとフィールドを広げたパイオニア的存在だ。ウィスラー、アラスカの巨大ラインに挑み続け、ビッグマウンテンライディングのスタイルと哲学を確立した。現在はワイオミング州ジャクソンホールを拠点に、雪山での生き方そのものを探求し続けながら、長年関わってきたブランドと共にプロダクト開発にも携わる。映像作品、アートワーク、山での時間を通じて、自然や流れる時間と調和したライフスタイルを送り、世代を超えた多くのライダーに影響を与え続けている。
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Kimmy Fasani
キミ― ファサニカリフォルニア州マンモスマウンテンを拠点にするプロスノーボーダー、Kimmy Fasaniは、ス ロープスタイルやバックカントリーで活躍する女性フリースタイラー。2011年に女性で初めてダブルバックフリップに成功し注目を集めた。Standard Films、Absinthe Films、TWS Movieなどのメジャータイトルへの出演を果たし、各メディアの「ライダー・オブ・ザ・イヤー」や「ビデオ・パート・オブ・ザ・イヤー」を獲得した。2021年に乳がん診断を経て復帰後は、競技だけでなく映像作品や講演活動を通じて女性ライダーや患者への支援、スノーボード文化の発展に貢献。母としてのライフスタイルも発信している。
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Ruiki Masuda
増田塁揮幼少期にスノーボードを始め、中学生の頃にはX‑TRAIL JAMやノルウェーのARCTIC CHALLENGEに参戦した増田塁揮は、10代にしてメジャーなキャリアを歩んだ。しかし本人の関心は大きな舞台よりも、雪上で自分らしいラインを描くことにあり、次第に自然とビッグコンテストからは足が遠のいていた。ローカルで育んだ感覚とカルチャーへの敬意を強く持ち、その後、映像や写真でも自らの世界観を表現。卓越したバランス感覚と表現力を武器に、雪山と対話するような1本の流れのなかでラインやトリックの美しさを魅せている。 肩書きに縛られない自由な生き方と、未だ精力的に活動を続ける“雪上での自己表現”は、国内外のスノーボーダーからリスペクトを集めている。
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Taisuke Kusunoki
楠泰輔世界中の急峻な斜面、ビッグピローライン、広大なスパイン地形など、バックカントリーのフィールドをとてつもないスピードとライン選択で、見る者の度肝を抜き続ける楠泰輔。幼少期からスキーを始め、10代の頃にモーグル競技で頭角を現した後、より自由なフィールドを求めて、フリースタイル・フリーライドへと軸足が移行していった。アジア人として初めて世界トップクラスのバックカントリー大会シリーズ Freeride World Tour(FWT)への出場権を獲得し、2シーズンに渡り参戦した。映像作品にも注力し、数々のクリップを発表。近年は日本の崩落地形、スパイン地形に注目し、新しいラインを刻み続けている。
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Aya Sato
佐藤亜耶新潟県津南出身の佐藤亜耶は、3歳でスノーボードを始め、豪雪地帯の多彩な地形とトップレベルのパーク環境で育った。定期的に北米リゾートにも訪れ、広大な斜面でスピード感や総合的な滑走能力を磨き、若干13歳でハーフパイプのプロ資格を取得。10代で数々のフリースタイルコンペで表彰台に上がった。22歳でフリースタイル競技からフリーライドを軸とした活動に移行。その後、JAPAN FREERIDE OPEN 4連覇、FWT国内ランキング上位獲得、天神バンクドスラロームで優勝など、日本のフリーライドシーンで常に表彰台を争う存在となった。2025年には、世界トップのバックカントリーフリースタイルイベント「Yeti Natural Selection Tour」に日本人として初めて本戦出場を果たした。
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Kuya Kubota
久保田空也滋賀県出身のグーフィーフッター、久保田空也は、小学5年生頃からプロを志した。2015 DRAGON D.D.S GRANDPRIX 優勝、天神バンクドスラローム入賞、2022 TOYO TIRES FREERIDE HAKUBAスノーボード部門で優勝するなど数々のイベントで実力を発揮。また、競技だけでなく映像や写真作品を通じた活動にも軸足を置き、若手トップライダーが集まった INK MOVIEに出演。ダイナミックで繊細なターン操作や無駄のない動き、日本の雪景色の中で特大のターンを描く姿に魅了されるファンも多い。美しささえ感じさせるMADE IN JAPANスタイルの進化系として、今後の活躍にも期待が集まっている。
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Atsushi Hasegawa
長谷川篤群馬県前橋市出身の長谷川篤は、小学生の頃からスノーボードを始め、18歳で全日本スロープスタイル選手権を優勝。その後、競技の枠にとらわれず、映像作品を通じた表現活動へと軸足を移した。レベルの高い魚沼エリアのライダーが多く出演していたhotdogg filmsでは、複数回のフルパートを獲得。この時期より、世界のトップライダーと肩を並べる為に、ストリートスノーボーディングに特化する決断を下す。同フィルムの最終作「STAY REAL」では、ワールドクラスのスポットを含んだラストパートが大きな話題となった。その後、2年間の撮影期間を経て「Atsushi Hasegawa full part」を発表。複数のグローバルブランドとインターナショナル契約を結び、世界のトップライダーとともに数々のムービープロジェクトに参加した。
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Clark Little
クラーク リトル多くの人がショアブレイクで打ちのめされることを恐れる中、Clark Littleはその世界に生きている。
実兄でありレジェンドサーファーのブロック・リトルとともに、17歳でハワイへ移り住み、ワイメアのパイオニアとして名を刻んだ。2007年、寝室に飾るための海の写真を撮ろうと、防水カメラを手にバレルの中へ飛び込んだことがすべての始まりだった。以来、数えきれないほどの波の瞬間を捉え、数々のフォトグラフィー賞を受賞。今では、世界各国の名だたるギャラリーで彼の作品に出会うことができる。
DRAGONでは、そんな彼の海への情熱とマリンライフに共鳴し、コラボレーションサングラスを展開している。 -
Ikumi Imai
今井郁海長野県東信エリア出身。7歳でスノーボードを始め、地元特有の硬い雪のコンディションのなかで、正確なエッジワークと繊細なボードコントロールを自然と身につけた。 ジュニア時代にはハーフパイプ競技で数々の表彰台を経験し、2016年にはオリンピック候補としてナショナルチームにも選出。その後、活動の舞台をバックカントリーへと移し、自然の中でのラインと瞬間の美しさを追求する表現者へと進化した。 2019年には若手トップライダーが集う 「INK MOVIE」 に出演しフルパートを獲得。高い技術とスタイリッシュな滑りでその名を全国に広げた。2024年からは仲間とともにクルー “SKECHY SUNKA” を立ち上げ、初作「IGNITE」を発表。次代のフリーライドシーンを切り拓く存在として、今後の活躍にも期待が集まっている。
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Yusaku Horii
堀井優作兵庫県たつの市出身。スケートボードをルーツに持つ堀井優作は、地形、スピード、空気感を含めた滑りの美しさを追求し続けているスノーボーダー。映像、アート、ライフスタイルを通じてスノーボードカルチャーに新しい価値を提示してきた。国内外のスポットを精力的に巡り、各地のローカルとセッションを重ねながら、自身のスタイルを磨き上げてきた。積極的にアメリカにも渡り、2011年にはカリフォルニアのグローバルブランド SIGNAL SNOWBOARDS より、日本人として初めてシグネチャーボードをリリース。その後、単身渡米を重ね、未踏と言われたアメリカ中西部でのシューティングを経験。プロライダーとして世界を駆け巡った。日本国内では、注目を集めた “STONP” に出演。さらに、自身名義、またはアーティストである弟と共に運営する “DAYZE” として、数々のプロダクト開発にも携わった。
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Koutaro Minamiya
南谷孝太郎南谷孝太郎は、ニセコを拠点にフィルムクルー「INCREW」を主宰し、2011年から現在まで10年以上にわたりシーンを牽引してきた。精力的に活動を続け、40本以上の映像作品を発表。2014年に公開した自身のフルパートは世界中でシェアされ、大きな話題を呼んだ。精度の高い動きと洗練されたスタイルを武器に、ストリートからジャンプ、パウダーまで幅広いフィールドで存在感を示している。また、2014年にニセコ・倶知安に自身のスノーボードショップをオープン。さらに2015年から継続的に特設パークイベント「MAD DOG JAM」を開催、2023年からはニセコモイワパークのプロデュースも手掛けるなど、地域とカルチャーに根ざした活動を精力的に続けている。
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Hisanori Katsuyama
勝山尚徳群馬県前橋市出身。谷川岳をホームマウンテンとし、十代から30年以上にわたり滑り続けてきたスノーボーダー。日本海から吹き込む湿った風が最初にぶつかる谷川岳は、日本有数の豪雪と急峻な地形を誇る。斜面は日々姿を変え、わずかな気温差や風の流れが雪面をつくり変える。世界でも屈指の雪崩多発地帯として知られる一方、条件が整った朝には、東向きの稜線に差し込む光が雪を朱色に染め、極上のパウダーを生み出す。その美しくも険しい谷川岳で、長年にわたり経験を積み重ね、最も多くのファーストディセント(未踏斜面の滑走)を成し遂げてきたのが勝山尚徳だ。地形、積雪、風を感じ取り、谷川岳を誰よりも深く理解するローカルライダー。彼の滑りには、この山と共に生きてきた時間の重みが宿っている。
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Masaki Kitae
北江正輝横浜出身、白馬在住。北江正輝は、17歳の頃から名峰が連なる北アルプスでの滑走を20年以上にわたって追い続けている。ベースからアルパインゾーンの入口、そして北アルプスの主稜線へと繋がる八方尾根スキー場をホームに、スティープで雪面変化の大きい地形の中で、山と対話するように技術を磨いてきた。白馬ローカルクルー “HACHI” のメンバーとして、映像作品「LIFE LINE」シリーズを5作にわたり発表。北江の山岳地形そのものをダイナミックに滑走する骨太なスタイルは、日本のフリーライドシーンの中でも独自の輝きを放った。 現在はスノーボードショップ GARAGE 902 のオーナーとして店舗を運営。毎朝のように白馬の山を滑り、地元と山を愛するスノーボーダーたちのハブとして、県内外・国外から多くのライダーが集う場所となっている。
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Hiromi Takahashi
高橋博美宮城県出身。高橋博美は、競技だけでなく自由に表現を続ける仲間に囲まれ、自然と映像や写真を通じた自己表現の世界へと進んだ。22歳でHEART FILMSのオリジナルメンバーに抜擢され、ストリートでの高いスキルと存在感で全国的に注目を集める。その後、東北の同世代ライダーとともに“BIGTIME”を立ち上げ、中心メンバーとして10年以上にわたり全作品に出演。フリーライドからジャンプ、ストリートまで、東北の雪山で磨いた総合的な滑走能力を発揮し、日本のスノーボードシーンを牽引してきた。2017年にはJess Kimuraによる映像プロジェクト「THE UNINVITED」に招かれ、出演者の中でも特に高い評価を獲得。東北での滑走イベントやガールズキャンプなどにも力を注ぎ、自身の経験を活かしたプロダクト開発にも積極的に関わっている。
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Motoki Takahashi
高橋福樹北海道札幌市出身。幼少期からスノーボードに親しみ、ハーフパイプを経てバックカントリーやフリーライディングへとフィールドを広げた。繊細なボードコントロールと、柔らかくも芯のあるスタイルで、北海道の多彩な地形と上質な雪を生かしたライン表現を追求している。2019年には若手トップライダーが集結した「INK MOVIE」にて、印象的なロングパートで注目を集め全国に名を広めた。現在はYouTubeチャンネル「いらおじゃ」を主宰し、全国のスキー場を巡る独自の視点と温度感で人気を獲得。2025年からは北海道テレビでの番組放送もスタートし、スノーボードカルチャーの発信者として活動の幅を広げている。
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Jared Elston
ジャレッド エルストン米国オレゴン州ベンド出身のJared Elstonは、父がプロサーファー、母がプロマウンテンバイカーというアクションスポーツ一家で育った。2018年、映像作品『The SNOWBOARDER Movie: BETA』でフルパートを披露し、プロライダーとして一躍注目を集め、同年にはルーキー・オブ・ザ・イヤー候補にも選出。次世代ライダーとして早くから期待を集め、2021年にはYETI Natural Selection Tourで決勝に進出し、キャリアの大きな転機を迎える。さらに2025年大会ではベスト4に進出し、そのワイルドなラインで大会結果以上の衝撃を観客の記憶に刻んだ。
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Yuto Yamada
山田悠翔13歳で世界最年少タイ記録となるBSトリプルコーク1440を決め、世界中から注目を集めたスーパーキッズは、現在新たな成長を見せている。10代前半から国内外の大会を転戦し、高い技術とスタイリッシュな滑りで幾度も入賞を経験。18歳の時には映像表現にも挑戦し、自然地形でのジャンプやライン選択を通してスノーボードの自由な魅力を再確認した。その表現豊かなスタイルは大会の結果以上に高く評価されている。同じDRAGON TEAMに在籍するDANNY DAVISをはじめ、かつて大会最前線で活躍したDRAGONライダーたちは、記録だけでなく記憶に残る滑りで人々を魅了してきた。山田悠翔が次世代を代表する表現者として真のフリースタイラーに成る日は近い。
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Keita Yamazaki
山崎恵太白馬生まれ・白馬育ち。幼少期から北アルプスを望む環境で育ち、地元・八方尾根スキー場をベースに自然地形の中で滑走技術を磨いてきた。10代を終える頃にはバックカントリーへ足を運び、スティープで変化に富む雪面の中で、自分だけのラインを描くことに魅せられていく。 ローカルクルー “HACHI” のメンバーとして活動し、映像作品「LIFE LINE」シリーズでは、山岳地形を舞うように滑るその独自のスタイルで観る者を惹きつけた。また、音楽家としても才能を発揮し、白馬のライフスタイルを表現した楽曲 “Mountain Blessing” をのせた「LIFE LINE 3」でのフルパートは、多くの共感と賞賛を集めた。その後も「SOUL EXPRESSION」や「地球の呼吸」など、音・映像・身体を一体化させた作品を発表。自然、スノーボード、音楽に育まれた独自の感性を紡ぎ続けている。
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Hiroki Hoshi
星宏樹長身で長い手足を生かすグーフィーフッター、星宏樹。ノーズをフォールラインに向けた瞬間、控えめな性格からは想像できないスピーディーでアグレッシブなライディングを披露する。恵まれた雪山に囲まれた北魚沼エリアで育ち、幼少期から自然とフリーライドに親しむ。その後、地元だけでなく南魚沼・石打丸山スキー場を中心に同世代の仲間と共にスノーパークでジャンプ技術を磨き、北海道やカナダなど各地で経験を積んできた。FREERIDE WORLD TOUR JAPAN SERIES 2022では年間ポイントランキング2位を獲得し、2023年にはヨーロッパ予選大会への切符も手に入れた。地元・小出スキー場から始まった少年は、これから北魚沼を代表するフリーライダーへと成長していく。
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Shinya Mizobata
溝畑槙也岐阜県郡上市出身。13歳でスノーボードを始めると一気にのめり込み、高校生の頃には複数のブランドからサポートを受けるほどに実力を伸ばす。スロープスタイルを軸にキャリアを重ねるなかで、次第にジブを中心とした活動へとシフト。ストリートやレールの映像表現が最も注目を集めていた時代に自らもその世界へ飛び込み、2013年にはHYWODの映像作品「SYNCHRONICITY」に出演。恵まれた体格とワイルドな滑りで強い存在感を放った。 23歳からはパークビルダーとしてのキャリアをスタート。ライダーとして国内外のスノーパークを滑ってきた経験を、地元・郡上の地に還元している。現在は複数のスノーパーク運営に携わり、雪とともに生きるリアルなスノーボーダーとして、今も現場の第一線に立ち続けている。
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Koga Hoshino
星野洸我新潟県石打丸山のローカル「YBIクルー」の一員としてフリースタイルスキーのカルチャーを色濃く受け継ぐ星野洸我は、地元から世界へ羽ばたこうとしている。想像を超える高い軌道のジャンプや特大のストリートセクションなど、Instagramで彼の投稿を見た者は、その規格外のライディングに度肝を抜かれるだろう。FREERIDE WORLD TOUR JAPAN SERIES 2022では初出場ながら年間総合優勝を果たし、ヨーロッパの予選大会への出場権も獲得。その技術の高さを証明した。これから、世界中でさらに経験を重ね、どのようなライダーへと成長していくのか、まだまだ目が離せない。
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Takayuki Tomura
戸村孝幸千葉のメジャーサーフスポット片貝を代表するローカルの一人として長年サーフし続ける戸村。全日本選手権のアニバーサリー大会でもあった第40回、第50回大会シニアクラスを両方とも優勝する実力派。
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Yohei Niwano
庭野陽平日本有数の豪雪地帯である魚沼エリアは、スノーリゾートや険しい山脈に囲まれながら、カルチャーを発信するショップやクラブが存在し、独自の文化を育んできた。庭野陽平は、その環境の申し子のようにスノーボード、スケートボード、グラフィティ、DJ、アパレル製作、イベントオーガナイズなど、多岐にわたる活動を展開する。スケートやグラフィティでストリートをシークするように、スキー場に行けば、地形を流れるように使い、スタイリッシュなグラブを魅せ、さらに大きな雪山の斜面では、ダイナミックなラインを描く。また、自身の価値観をクロスオーバーさせたオンスノー音楽滑走イベント「SHARE」をホームの石打丸山で開催。年々日本中のフリースタイラーを巻き込み大きなうねりを生み出している。
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Zensei Nishizuka
西塚然生ジャングル・ジャングルで出会った父と母を持つ西塚然生は、豪雪東北の恵まれた雪山環境のなかで6歳からスノーボードを始めた。冬はほぼ毎日、花笠高原スキー場のナイターで滑り、週末はジャングル・ジャングルで仲間たちと自由に滑る日々を送った。11歳からハーフパイプ競技に軸足をおき、18歳の時にはナショナルチームに在籍。国内外の国際大会で何度も表彰台に上った。その後、国内フリースタイルイベントにも精力的に参戦。2025年のMURASAKI AIR MIX STYLE BATTLES では、国内トップクラスのフリースタイラーを抑え、準優勝を果たした。近年は、仲間と共に立ち上げた「TRAP STAR」を通じて、自由でスタイリッシュなショートクリップを定期的に発信するなど、次世代に新しい空気を送り込んでいる。